選べるはずなのに、決められない。
時間だけが過ぎて、結局なにも選ばなかった。
そんな経験はありませんか?
これは優柔不断だからではありません。
選択肢が増えると、脳は疲れる
人は選択をするたびに、少しずつエネルギーを使います。
選択肢が多いほど、考える量も増えます。
その結果、脳は
「これ以上考えたくない」
という状態になります。
これが、いわゆる選択疲れです。
「選ばない」という選択が増える
選択肢が多すぎると、人はよくこうなります。
- とりあえず保留する
- 今日はやめておく
- また後で考える
これは逃げているわけではありません。
脳を守るための自然な反応です。
決めないことで、これ以上疲れないようにしているのです。
選択肢が多いほど、後悔もしやすい
ようやく選んだあとでも、
「別のほうが良かったかも」
と考えてしまうことがあります。
選択肢が多いほど、
比べる対象も増え、後悔も生まれやすくなります。
つまり、
多い=自由、とは限りません。
動けなくなるのは、正常な反応
選べないのは、能力不足ではありません。
情報が多すぎるだけです。
人は
「完璧な選択」をしようとすると、
かえって動けなくなります。
減らすことで、決めやすくなる
迷ったときは、
選択肢を増やすより、減らすほうが効果的です。
完璧を探すのではなく、
「これで十分」と思えるラインを決める。
それだけで、決断はかなり楽になります。
決められない自分を責めなくていい
選択肢が多いと、誰でも止まります。
それは、脳がきちんと働いている証拠。
「今日は決めなくていい日だった」
そう考えても、大丈夫です。
次は
「『もったいない』があなたの判断を狂わせている理由」
で、やめられない心理の話に進みます。